立山は神々しく…美しかった

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感謝

富山路をいく。

積年の憧れの宿に泊まり、感動を存分に味わった朝。

ふと…思いついて足を伸ばすことにした雨晴海岸。

宿の方から、「立山が見れるといいですねぇ。この季節は中々難しいようですが…」と聞いた。

お天気は、朝から小雨混じりの冷たい風が吹いていた。

城端駅から高岡に向かう。

高岡から氷見線に乗り換えて、氷見行きに乗って、雨晴海岸を目指した。

はじめから計画していたわけじゃない。

ふと…目にしたパンフレットの写真に心惹かれたから。

海の向こうに見える立山連峰を見てみたいと。

いや、行けば見れると勝手に思っていた。

氷見線に乗って、左手に海が見え始めた。

その奥に見えるのは立山連峰。

雪に包まれた立山の姿は、神々しさと厳かさが入り混じり、自然が見せる奇跡のようで。

その場に立つだけで、言葉では伝えきれない壮大さが心に押し寄せる。

「天と地が交わる静寂…」とでも言えようか。

言葉にならない。しばらく言葉を失って、ただただ見とれていた。

後で地元に住む友人に聞いたところによると、滅多に見れないとのこと。

「流石だね!!立山の神様に呼ばれたんだ!強運だよ!」と。

「ふと…感じるままに動く」ということはこういうことかと改めて思う。

新年早々、有り難い巡り合わせで始まる2025年。