月に2回お弁当シリーズ
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月に2回のお弁当シリーズ
自分で作ったとは言え、
お昼ご飯
お弁当の蓋を開ける瞬間が好きだ。
子どもの頃の母が作ってくれたお弁当は色とりどりというものではなく、煮物中心のお弁当だった。
その頃はよく分かってなかっていなかったが、母なりの愛だったのだろう。
思えば、わかりにくい愛の母だった。
厳しいし、いちいち説明しないし、わかりやすく抱きしめたりしないし、褒めたりもない。
当然ながら、母自身、自分にも大変厳しい人だった。
「小公女セーラ」と言う本を父に買ってもらって読んだ時「わたしもこの母は継母で、いつか本当のお母さんが迎えてきてくれるんじゃないか?」と妄想を抱いたくらい。
そんなことは起こらなかったけれど(苦笑💦😅
きっと、
不器用な人だったのだ。
素直な心をそのままに口にするのが苦手で、強いことを言ってしまう。
決して、強いわけじゃないけれど、そうせざる得ない何かがあったんだろう。
今ならわかる。
ありがとう。
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